散歩の時間になると逃げ回って抵抗を見せる愛犬に困っていませんか?
犬にとって散歩は、健康のためであったり、知的好奇心を満たしたりと非常に重要な活動です。人間もそうですが運動不足になると肥満や関節の問題、心臓病などのリスクが高まります。適度な運動は筋肉や骨の健康を維持し、体重管理を助けます。また、犬は散歩を通じて新しい場所や匂いを発見し、精神的に刺激を受けます。外の世界に触れることで知的好奇心を満たし、退屈やストレスを減らすことができます。特に家の中で長時間過ごしていると、犬は退屈してしまうことが多いので散歩は非常に重要ですね。
散歩中に他の犬や人と出会うことがありますが、他の動物や人との接し方を学び社会性を育むことができます。逆に早期の社会化が不足していると、他の犬や人に対して攻撃的になったり過剰に怖がることがあるため、散歩を通じて社会化を促進することは大切になってきます。
散歩に行ってしまうと生き生きとするのに、行くまで拒否を続ける理由について4選を紹介させていただきます。
理由① 眠い、気分が乗らない

わんちゃんも人と同じで眠たいときに無理に起こされたり、動き始めたりすると、その状態にイライラや不安を感じることがあります。また眠たい時は、体がリラックスしている状態であり、散歩に誘われるなど急に興奮させられると、その刺激に対してストレスを感じ、過剰に反応することがあります。噛みつく行動に出ることがあります。うちの子もたまにガチ噛みしてくることがあります。
対処方法
愛犬が眠たがっているときは、その気持ちを尊重して無理に散歩に誘わないようにしてリラックスができる環境を整えることが重要ですね。
理由② おやつを待っている

以前に散歩に行くことを渋っていたら、おやつをくれたなど犬にとって良い記憶が残っていると次からも期待して同じように渋ることがあります。うちの子はチーズキャンディの袋をガサガサとさせると目を輝かせ舌をペロッとして玄関の方に来てくれます。そのほかのおやつでも試しましたがキャンディチーズに勝るおやつは今のところありません。
見極め
飼い主さんは愛犬が体調が悪いのか、散歩に対して本当に不安に感じているのかについて見極めることが大切です。調子が良くないときは、大好きなおやつを見せても食べようとしないので愛犬の反応を見て判断しましょう。カロリーが気になる子にはおやつの与え過ぎは注意ですが、うちはチーズキャンディを半分にして散歩前後で食べさせています。
うちの子イチ推し チーズキャンディ
理由③ 遊びたい
愛犬が小型犬から中型犬の場合、自分を玄関まで連れていくために飼い主さんが抱きかかえることを知っております。そこから逃げ回って楽しんでいるかもしれません。うちの子はプレイバウ(一緒に遊ぼうという誘いや喜びを伝えたいときのサイン)を見せてくれます。ただ、テーブルの下やソファーと壁の狭い隙間など人が入りにくいところに行ったりと本当に逃げている!?というときもあります。
理由④ ハーネスを着けるのが嫌!?
うちの子の場合、頭を通すようなハーネスや防寒の服を着させるとき、唸る・牙をむきだす・前足で攻撃するなど全力で拒否反応を起こします。ハーネスはどうしようもありませんが、服に関しては前開きのボタン式のものに買い替えてセータータイプなど頭を通すような服はほぼ着させておりません。散歩=身体に異物を着けられる嫌な儀式とインプットされているかもしれません。
まとめ
本記事では、散歩が好きなはずなのに渋る愛犬の気持ちを考えてみました。本当に散歩が苦手な子もいますので、必要不可欠な散歩を少しでも克服できるような記事(関連記事:散歩嫌いを克服)もご用意しておりますのでそちらもご参考にしていただければ嬉しいです。
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