愛犬の毛が絡まりやすいとか毛玉ができて痛がったりとか皮膚に負担が掛かっていないか心配な事はありませんか?また、人と同じで毛並み・毛ヅヤが良いと見た目を褒められると嬉しくなりますね。
毛並みは健康状態を反映する大切なサインです。毛質や状態に異常がある場合、病気や体調不良の兆候であることが多いです。毛並みからわかる病気のサインとして、①アトピー性皮膚炎②甲状腺機能低下症③ノミやダニ④内分泌疾患(ホルモン異常)⑤栄養不足などがあります。
普段から愛犬の毛並みや毛ヅヤにも注目してあげることで健康維持にもつながりますので、是非ともおすすめ4選を試してみてくださいね。
バランスの取れた食事
良い毛並みを保つためには栄養がとても重要になってきます。オメガ3脂肪酸(サーモン、アマニオイルなど)やビタミンA、Eを豊富に含んだフードにすることで毛ヅヤを良くして毛の成長を促進します。
おすすめフード(フィッシュ4ドッグ)
こちらの商品は私が信頼するショップ定員さんがすすめてくれたフードとなります。お値段は高いですが毎日食べるものなので体に良いものを選びたいですし、なにより毛並みが全然違ってきます。我が家は今は膀胱炎予防として尿ケア用のフード(関連記事)にしておりますが、食べているときは毛並みは良かったように思います。アスタキサンチン豊富なサーモンを原材料に魚由来のオメガ3およびオメガ6をバランスよく豊富に摂取することができます。
定期的なブラッシング
毎日のブラッシングで毛を絡まりにくくして、毛ヅヤを保ちます。長毛種のわんちゃんは毛が絡まりやすいので、特にこまめにブラシをかけてあげると良いです。毛質や皮膚の状態などの変化が日々観察できますし、なによりスキンシップが増えることで愛犬もきっと嬉しいと思います。
おすすめブラシ(コーム)
粗目と細目が一体になっており、「ほぐす」と「整える」が一本で出来るという便利なアイテムです。粗目で毛をほぐし、細目で毛を整えれば美しい仕上がりになります。やはりコームタイプ(つげ櫛)で気になる点として「肌などを傷付けてしまうのでは?」ですが、この商品の歯先は丸形設計になっていて肌を傷付けにくくなっております。またサビに強いステンレス製です。
シャンプーとトリートメント
シャンプーの頻度は生活環境や毛のタイプにもよりますが、一般的には月に1回程度が目安となります。頻繁にシャンプーをし過ぎると、皮膚の自然な油分が取れてしまい逆に乾燥を引き起こすことがあります。またシャンプー嫌いのわんちゃんも多いのでストレスにならないように少しずつ慣れさせて、シャンプー後はご褒美のおやつをあげたりして楽しい記憶にさせたいですね。
シャンプーの選び方
①保湿タイプ:乾燥しやすい冬場は保湿成分が含まれているシャンプーを使うことで毛並みがしっとりします。ココナッツオイルやアロエベラなどの成分が効果的です。
②ノンシリコンタイプ:シリコンを含むシャンプーは毛を一時的に滑らかにしますが、長期的には毛穴を詰まらせて毛の健康を損なうことがあります。ノンシリコンタイプとすることで、毛が本来持っている自然な艶(つや)を保ちやすくします。
③オメガ3脂肪酸入り:オメガ3脂肪酸を含むシャンプーは皮膚や毛に栄養をを与え、艶のある毛並みを保つのに役立ちます。
どうしても水に濡れるのが苦手な子にはドライシャンプーがおすすめです。こちらは業界最大級サロン「furifuri」と共同開発したグルーミングスプレーとなります。天然成分100%×化学成分無添加で安心してご使用になられます。まるでサロン帰りのフワフワ感とのことです。是非お試しください。
シャンプーの手順
①ぬるま湯で予洗い:まずはぬるま湯で毛をしっかりと湿らせます。これによって汚れが浮きやすくなります。
②適量のシャンプーで洗う:シャンプーは少量を手に取り、体全体に均等に塗り広げます。泡立てながら優しく洗い、毛根までしっかり洗います。
③優しくマッサージ:皮膚を傷つけないように、指の腹を使って優しくマッサージをするように洗いましょう。これで血行が促進され毛の健康につながります。
④十分にすすぐ:シャンプーが残らないようにしっかりとすすぎます。残留物が皮膚に残っていると、かゆみやアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
⑤トリートメントを使う:シャンプー後にトリートメントを使うと、毛の保湿がさらに強化され、しっかりとした毛並みになります。トリートメントには毛の表面を滑らかにして、毛ヅヤを出す効果があります。特に長毛種や乾燥しやすいわんちゃんには効果的です。
⑥ドライヤーで乾燥:毛をタオルで軽く押さえて水分を取った後、ドライヤーで乾燥させることがベストです。ドライヤーの温風は直接当て過ぎないよう気を付けてくださいね。ドライヤーを使うことで毛がふわっと仕上がり艶(つや)もアップします。ただ、耳の良いわんちゃんたちにはドライヤーの音は怖いです。低騒音で怖がらせず、わんちゃんにとっても快適な気分で乾かせるペット用ドライヤーをお使いただくことをおすすめします。我が家も当初、人用のドライヤーを使っており、嫌がって暴れ回る愛犬を虐待しているような気持ちで乾かせておりました。このドライヤーを使用し始めてからは愛犬も気持ちよさそうにしており虐待感は全くありません(笑)。何より非常に楽になりました。本当におすすめ商品です。
サプリメントの使用
サプリメントは有効なサポート手段ではありますが、あくまで食事や生活習慣と併せてご使用いただくことが大切です。適切なサプリメントを選んで適量を与えることで健康的な毛並みを維持できます。
効果
①オメガ3脂肪酸:オメガ3脂肪酸は毛ヅヤを改善する効果があります。皮膚を保湿して毛が乾燥することを防いでくれます。オメガ3脂肪酸は毛が健康に育つために必要不可欠な栄養素です。
②ビタミンE:ビタミンEは強力な抗酸化作用があり、皮膚の健康を守り毛の艶(つや)を良くする助けになります。また、細胞の修復を助けて毛根を強化する効果もあります。
③亜鉛:皮膚や毛の健康に深く関わっており毛の育つために必要な栄養素です。亜鉛不足が毛の質や成長に悪影響を与えることがあるためサプリメントで補うことは有効です。
④ビタミンB群:毛の成長をサポートして健康な毛並みを保つために重要です。ビオチンが足りていないと毛が抜けやすくなることがあります。
⑤コラーゲン:皮膚の弾力性を保ち、毛根を強化します。コラーゲンが不足すると毛が薄くなったり、毛質が悪くなることがあります。サプリメントで補うことで毛並みの改善が期待できます。
おすすめサプリ(Uni One オメガ3 サーモン)
いつも食事にプラスワンすることで大切な愛犬の健康を少しでも長く維持できることに期待ができます。皮膚や毛ヅヤの維持だけではなく、脳の健康維持サポートや免疫機能の維持サポートとなります。
まとめ
今回の記事では毛並み・毛ヅヤを良くするおすすめの方法について紹介しました。毛並みは健康のバロメーターとも言える部分であり愛犬の健康状態のサインをいち早く察知することができる重要なポイントです。定期的にチェックして、異常があれば早めに対処することが愛犬の健康を守るために大切です。毛並みが良い状態であれば、健康で幸せである証拠でもありますので是非とも愛犬の毛並み・毛ヅヤのケアをお願いします。
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